2014年11月9日日曜日

後援会バス旅行

ひさしぶりの熱田区後援会バス旅行です。今日は、中津川市の地歌舞伎の芝居小屋「常盤座」を見学しました。ここは1年に1回、3月に歌舞伎を公演しているそうで、それだけではせっかくの小屋がもったいないので、地域の方の文化の交流の場としてバンドや、カラオケ、ときには、プロのコンサートや新喜劇なども公演しているそうです。今日は舞台の下や2階の桟敷なども見せていただき、お弁当もここでいただきました。






そのあと道の駅でお買い物「栗きんとん大福」や木曽路の味噌などを買いました。

次は長野県阿智村の満蒙開拓平和記念館を見学しました。戦時中「満州へ行けば、20町歩の地主になれる」と言われ、貧しい農家の青年や子どもたちが夢を抱いて満洲に農業移民として27万人の方が渡って行きました。現地の人の土地を奪い、住居を奪い、そこでの生活。国策として、政府が関東軍がすすめたものです。
1945年8月9日、突然のソ連侵攻で満洲は戦場となり、開拓団の人たちは荒野を逃げまどいます。祖国に帰ることもできず、飢えと寒さでたくさんの方がなくなりました。「満蒙開拓」とはいったいなんだったのか。戦争とは人々を騙し、夢を抱かせ、知らぬ間に協力させられてしまう恐ろしいものです。この施設は、国にはたらきかけて、公的な施設として建設を求めていましたが、それがかなわず、寄付などで建設された民間の施設です。計画の3番の1の規模になったけど、パンフレットの挨拶の最後に「歴史を風化させることなく後世に伝えるため、その拠点として記念館をつくりました。戦争に導きかれて行く筋道を学び、人々の体験に耳を傾け、平和な社会とは何かを皆さんと一緒に考えていきたいと思います」と書かれています。


今の安倍政権の戦争する国づくりへの暴走に対して、過去の歴史を学んで、何故憲法が作られ,その九条に、「二度と戦争しない」と書かれたのかしっかりと受け止め、戦争への道は絶対許さない活動がますます大事になっていると実感した一日でした。



道の駅で売られていたそばの花