2014年11月1日土曜日

あいち九条の会

今週は二つの九条の会の講演に参加。
みなと医療生協九条の会とあいち九条の会です。
今日はそのあいち九条の会の主催の県民のつどいに参加しました。
写真は六栁庵(りくりゅうあん)やそさんの三味線弾き唄い。沖縄の三線での「すみれの花」を紹介します。『すみれの花が 三つ四つ 咲いていた 塔の下の岩に 咲いていたよ 一生懸命に 岩の内側から 芽を伸ばして来て 咲いている花の様に うす紫の 優しい すみれの花』
原題は「ひめゆりの塔」というそうです。

 講演は九条の会事務局長の小森陽一さんです。7月1日に集団的自衛権行使容認の閣議決定がされ、教育再生による「戦争する人材」づくりをねらい、教科書検定の強化や道徳の教科化をねらうなど動きがあるが、これまでも自民党は憲法を変えて自衛隊を自衛軍としたいと言ってきた。しかしそれを止めてきたのは国民の運動と世論です。
 2004年6月九条の会が結成、当時の読売新聞の世論調査は「憲法を変えた方がいい」が6割以上、「変えない方がいい」が2割だった。
 自衛隊がイラクに海外派兵されたときに当時の小泉首相は「戦闘地域には行かない。自衛隊の行くところは戦闘地域ではない」と国会で答弁したように。九条があるから、戦闘地域には行かない、武力は行使しないという2つの歯止めを守ってきた。今の安倍政権では「憲法九条を変えて自衛隊を国防軍とする」といったが世論の反発が強い。次は憲法を変えるための手続法96条を変えようとしたがこれも失敗、そこで今回の解釈改憲で集団的自衛権行使できるようにしようとした。今は「憲法九条を変えたほうがいい」という人は激減し、「変えない方がいい」という人が半数を超えている。これは九条の会の広がりと国民の世論です。戦争する国づくりはみんなでストップできます。
 その後愛知に広がる九条の会がとともに「あつた九条の会」の紹介もされました。今では全国で7500を超える九条の会が活動しています。