2014年2月25日火曜日

日本を戦争する国にするたくらみを暴く安保学習会


平和委員会、安保破棄実行委員会主催の学習会に参加しました、講師は名古屋学院大学の飯島准教授。一部紹介します。中国や北朝鮮との武力衝突を想定する方が「平和ボケ」と指摘し、こうした事態にならないように権力は外交を通じて対応すること、近隣諸国との信頼関係を築く外交努力を「日本国憲法」は要請している。これこそが「国際協調主義」。EUやASEANを見習うべき。靖国神社への首相の参拝は「政教分離」(憲法20条、89条)に反するだけでなく、「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」などの理念、「国際協調主義」の理念にも反すると指摘しています。「積極平和主義」で「集団的自衛権」の先取りは適切か、「島嶼防衛・奪還」を名目とする強襲揚陸艦、水陸両用車、オスプレイ、空中給油機などの調達は米軍と一緒に海外で武力行使が可能になる装備の調達につながる。アメリカ軍による海外の武力行使が平和をもたらしたか、「国際平和」などの名目で女性や子ども、老人が虐殺、虐待され、多数の一般市民が住むところを失い難民化した事実をどう考えるのか。また武器を輸出しないことが「国際紛争」の予防になり、国際平和実現のための「国際協調主義。と。参加者から「息子はラクビー部、いま自衛隊からの募集が来ている。格差を広げ、就職できない若者を戦場に送ろうとしていると感じる」との発言もありました。
神宮東公園の梅が咲き始めました。