2013年3月23日土曜日

中央卸売市場

 22日、日比野の中央卸売市場の見学に参加しました。ナゴヤドームの3,6倍の広さで1日6億7000万円の取引がおこなわれています。
まずは生鮮野菜と果物。パレットという台にきっちりと積み上げられたダンボール箱、ダンボールには生産地、生産者、規格、等級などがしっかりと書かれてあり、きっちり詰め込まれています。規格外ではこうはいきません。生鮮野菜の97%が国産です。かぼちゃは冬の間は外国産です。3月から国産になると言われ、沖縄産が入荷していました。輸入品についても、主な添加物が記載されてあり、TPPに参加すればこういう表示もなくなり、どんな農薬や添加物が使用されているのかわからなくなります。「食文化の違いが国の衛生法の違いです。TPPに参加すれば安いものが入ってきていいという人もいますが、安全性が失われ、日本の食料自給率が下がり、食料が行き渡らなくなれば、外国企業は値段をあげて市場に出してきます。」と言われました。「食べ物は政治との関わりがおおきい」と。次に食品衛生検査所での学習です。福島の放射線量は、0.86マイクロシーベルト、名古屋は0.063~0,044です。名古屋の12倍〜20倍です。そのあと検査器で岩手や宮城のお米の放射線量を測定しましたが0,04という結果でした。今回の見学でますます、TPP参加はするべきでないということ、そして原発は即時ゼロしかないと痛感しました。