2015年2月5日木曜日

政党助成金は廃止を

 夕方の宣伝も知事選挙の後、再開です。今日は日比野駅前、人通りはあまり多くありませんが、小学生もビラを受け取ってくれました。
日本共産党は今国会の冒頭で「政党助成金廃止法案を」提出しました。新年になって新しい政党がつくられ、政党助成金受け取りの要件を満たすために5人寄せ集めてつくられた政党もあります。政策の一致よりも政党助成金目当ての政党づくりに国民のみなさんはうんざりしているのではないでしょうか。
  日本共産党だけがなぜ受け取らないのか。それは憲法に保障されている思想、信条の自由に反するからです。日本共産党の運営は赤旗しんぶんの収入、党員の党費、そして支持者の方からの募金によって支えられています。
 政党助成金の制度ができて20年。6311億円のお金が政党に配られてきました。これまで受け取った政党は43党、そのうち消滅した政党が33党。そしてこの制度ができるときに言われたのが「企業団体からの献金禁止」でしたが、いまだにこのことには手を付けられていません。



 政治とお金の問題が後を絶たない現実です。「議員自ら身を削らなければならない」と言って、議員の数を減らすという議員もいますが、政党助成金こそなくすべきだはないでしょうか。
 震災の復興はなかなか進まない。家を建てるにもじゅうぶんなお金も援助されない。本当に税金の無駄遣いをやめるなら、真っ先にこのことをおこなうべきです。
国会での各党の「政党助成金廃止法案」に対する態度が明らかになってきます。国会での論戦が楽しみです。