2012年5月27日日曜日

大震災・津波対策を考えるシンポジウム

午前は南区でのつどいです。消費税を上げないでほんとうにやっていけるのか?電気料金の利益は大部分が一般家庭がしめていることなどが知らされていなかった。法人税の減税分は返して欲しい。昨年の河村市長や大村知事の持ち上げ報道があったが、馬鹿な例だったのに、橋下市長の持ち上げのマスコミはおかしい。この地域は東海豪雨の時、道路が浸かって車は走れなかった、消防署と話したとき津波がきたら消防車が浮いてしまって出動できないと困っていた。などたくさんの意見が出されました。
川崎浩司先生
午後は港区での「名古屋南部地域の大震災・津波対策を考えるシンポジウムです。司会とコーディネイターを務めさせていただきました。パネラーは名古屋大学大学院准教授の川崎浩司先生、名古屋市消防局防災室主幹の難波伸治さん、日本共産党市会議員山口清明さんです。 川崎先生から「南海トラフ地震・津波を考える」内容で、津波とは、津波の伝播特性、南海とラフ地震に備えてとパソコンを使って具体的な映像を使っての説明です。




難波 伸治さん
難波伸治さんからは「名古屋市における地震・津波対策について」。東日本大震災と阪神淡路大震災の概要では東日本大震災での津波での被害がどれほど大きかったのかが示され、国の地震対策と名古屋市の防災計画の現在の内容も紹介されました。



山口清明市会議員

 山口議員からは「地震・津波 港から地域防災にどう取り組むか」名古屋市の標高地表図を示し、この南部地域はほとんどが0メートル地域で、「防ぐ、知らせる、逃げる」ことが大事と、高潮防波堤と防潮壁・防潮扉、水門と堤防、コンテナと自動車の流出対策、コンビナート災害対策、石油タンクの問題、どんなところに住んでいるかをよく知ること。津波避難ビルや防災訓練、健康の福祉のまちづくりなどの重要性が話されました。
会場からはご自分の地域でどう避難すればいいのか、障がい者はどうやって逃げればいいのか、子どもたちの安全を確保するには?液状化対策は?など、質問が多く出されました。
 
会場いっぱい、たくさんの方に来ていただき、みなさんの関心の大きさをしっかり受け止め、防災対策に取り組んでいきます。