2014年9月12日金曜日

市政懇談会

今日から9月議会が始まり、日本共産党名古屋市議団による市政懇談会が開かれました。
わしの団長が挨拶の中で今日の河村市長の提案理由説明を紹介し、リニア新幹線開業に向け「名古屋城の天守閣の木造復元」「アジア最大級の国際展示場」「1000メートルタワー(東京スカイツリーは634m)」「熱田神宮におかげ横丁のような場所をつくり、伊勢神宮と蒸気機関車でつなぐ」など市長がTake5プラスと呼ぶ構想が語られたそうです。そしてこの構想が名古屋市総合計画2018にはないということも指摘していました。



 続いて天白の田口議員から、「子ども子育て支援新制度に関する条例案」の説明や港・金城ふ頭に建設するレゴランドのために開業まで名古屋市の土地を無償に貸し付ける話などが紹介されました。会場からは「脱原発を言っていた市長が、いちばんの電気の無駄食いであるリニア新幹線を起爆剤にしようというのはおかしい。市長は本当に脱原発を考えているのか」「図書館を増やす運動に取り組みたい」「バスの本数を増やしてほしい」「生活保護を受けている一人暮らしの高齢者が痴呆がひどくなり、一日何回も私に用を言ってくる。ケアマネージャーさんともいろいろ相談しているが、福祉課の対応がわるく行き場がない、施設入所には保証人が必要だし、施設料も高くて払えない」「高速道路開通に伴い六番町交差点の騒音のデシベルが上がった。いまはどうなっているか」などたくさんの質問、意見が出されました。市民のみなさんは派手な街づくりより、毎日のくらしを安心しておくれることを願っています。
日本共産党市議団は①安倍政権の暴走から市民を守るために国へ強く働きかける②福祉日本一の名古屋を取り戻す。③子育てするなら名古屋を本気ですすめるなど7項目にわたって要望し、その実現のために市民の皆さんとともに頑張ります。