2012年6月9日土曜日

経済懇談会、つどい、いけばな展

午前中は活動者会議。  午後は県委員会主催の「経済懇談会」です。佐々木憲昭議員とかわえ明美さんからわが党の経済政策について説明があり、参加者からはそれぞれの立場で経済政策に期待する声や意見などが出されました。医療現場は治療費に消費税が転嫁できない中、医療設備や医療機器には消費税がかかり、増税されたら先進機器を設備するのが困難との声、農業委員からは1俵の米を作るのに14000円の経費がかかるのに農協から入る金額は12000円、今でも赤字なのに増税されたら農家がやっていけない。さらにTPPに参加することになれば農業が壊されていく、何としてもやめさせるために力を合わせようと話されました。労働者と大企業の内部留保金の問題では労働者が受け取る給与が減らされる中で大企業は内部留保金を溜め込んできた。本来は受け取るべきお金、取り返すべきだとの発言もありました。愛知県で、労働者の賃金の1か月1万円ひきあげ、パート労働者の時給100円引き上げとサービス残業をやめさせ、有給休暇を完全取得し、週休二日制を完全実施すれば30万2000人の雇用を生み出せる、それに必要な金額は1兆758億円、内部留保金の5,25%で実現できるとの報告もありました。


 夕方からは南区でのつどいです。ここでの話題は防災・津波対策です。消防訓練に参加したがバケツリレーをやらされた、避難所に来た人が暑い中並ばされ、名前をかかされていたなど、ほんとうに必要なことなのかと疑問の声も出されていました。その他、生活保護受給者のバッシングが行われ、本来受給しなければならない人が排除される疑問なども出されました。
 帰りに「華原の会」のいけばな展を観てきました。どくだみやしろつめぐさなど、自然に育っている草花をこれまた生活のなかにある器を花噐にしていけてあります。