2012年1月8日日曜日

敦賀原発と永平寺

港区後援会の初詣バス旅行に出かけました。
写真は山口市会議員と敦賀原発を指さしています。福井県の原発13基中、現在稼働しているのは1基です。それも2月に定期点検に入ります。日本原子力発電(株)の説明では福島第一原発事故のあと、安全対策に力を入れている。津波対策として非常電源も高台に電源車両の配備(2012年3月予定)、海水供給用可搬式ポンプの配備(2011年9月)など、「すべての電源がなくなっても重要な機能を維持するための対策を講じてまいります」と強調していました。でも参加者から「やっぱり原発はいらないよ」との声でした。

昼食の後、永平寺に初詣です。雪が多く、屋根は真っ白です。30年以上前に来て以来で、当時は若かったので階段の多さが記憶になかったくらいでしたが、高齢の人も「階段多いな」と言いながらも一番上までしっかりと上り、法堂でお参りされていました。
永平寺といえば、「原発と生命 相いれない」と僧侶らが主催したシンポジウムの様子が赤旗・日曜版に紹介されていました。「原子力につて永平寺は何もしてこなかったと振り返る永平寺の副監院の松原徹心さんの言葉、「原発と、今の地球上の生命の理論とは相いれない。そのことが今回の事故で初めてわかりました。原発ではなく共生の中から新しい生き方を探していきたい。これが仏教者としての提言です」(2011,11,13赤旗・日曜版から)